パクリですとかパロディですとかオマージュでありますとか、人の感じ方にはそれぞれありますが
わたしもこの「Sorenante JoJo?」にて、既存の他作品から、気に入ったやりとりなどを
なぞらえて使っている場面があります。

基本的にここに挙げた物以外で「何々だ」と思われる物はあったとして、
わたし自身それを知らない可能性の方が高いので、ご了承ください。


エピソード1→特に意識した物はなし
         オリジナル版では少しジョジョパロの台詞があるくらいです。
         リメイク版で、アイリーの「全国どこでも真心込めて!」からのジョーンの「素晴らしい」は
         吹き替え版MIB2におけるやりとりを台詞だけ持ってきました、MIB2での本来のやりとりは
         記憶が消えて郵便局長をやっていたKがそのノリで言った台詞を受けてZが軽く受け流すように言う台詞です。
         といって、ジョーンはアイリーを軽く受け流しているのではないので、ホントに台詞だけ。

エピソード2→特に意識した物はなし
         オリジナル版では少しジョジョパロがあるくらいです。

幕間1→特に意識した物はなし
      オリジナル版では少しルパン三世の次元大介の台詞を意識した箇所があります。
      ストーリー上にどうこうはありません。
      オリジナル版、リメイク版共にポールの「口先八寸」は「パタリロ」ネタです。
      間違えて覚えたとかではありません。

エピソード3→人格交代ネタというのは割と良くあるネタですので、これと言った元はないのですが
         交代してから目覚めて混乱の渦に巻き込まれる辺りでの、ウインストンの
         リアクションには多少五部でのミスタの狼狽が入ってますね。
         基本あちらよりかなり緩い状況ですので半分笑い事として書いていますが。
       注)劇中東洋人の行動について理由を述べなかったのですが
         彼は単純にパニックを起こして自分の国籍国の緊急ダイヤルに掛けて
         当然繋がらず、しかしそれを冷静に分析することも出来ず
         あっちの公衆電話ではどうだ、こっちではどうだ、と離れていっただけです。
         犬のスタンド名は「スタンド・バイ・ミー」なんですが思いっきり反則ですよねw

エピソード4→特になし

幕間2→劇中でネタは明かしますが、「面倒だな」と思ったジョーンが屋上で用を済ませよう
     と考えたのは、ビートルズの「ゲットバック・セッション」でのメンバーのやりとりが元です。
     元々新作アルバムと共にステージ(ライブコンサート)復帰をコンセプトに始めましたが
     あまりにグダグダした空気とセッションに、誰が言ったか「屋上でやっちまおうぜ」
     となって、有名な「ルーフトップ(屋上)コンサート」になりました。
     ちなみに、シングル「ゲットバック」や、アルバム「レット・イット・ビー」収録の
     部分部分でこのルーフトップ・コンサートでの録音も使われております。

エピソード5→特になし

エピソード6→第二幕でのブロムナードと対峙したウインストンの帽子が飛ばされた時に
        麻酔が半分掛かった状態のルナが「ハゲでも隠してるのかと気になって」
        という箇所がありますが、これは「ルパン三世VS複製人間」において、仲間割れを起こしそうになった
        次元と五右衛門のやりとりが元になってます。
        ルパン三世の方では、五右衛門が「その帽子、一度切り刻んでみたかった」という険悪ムード満点な
        台詞なんですけどね。

番外1→特になし

幕間3(エピソード7プロローグ)→特になし

エピソード7→時代が移り変わる時の「オーケストラの調律のような音」
        1940年のスイスに飛ぶときの「ピアノでリズム刻むような音+目覚まし時計の音」
        というのは、ゼファーのスタンド「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」の元ネタである
        ビートルズの同名曲を聴いて頂ければ判ると思いますw
        劇中で書き忘れましたが、現代に戻ったときには同曲最後の
        バァァーーーーンというコードが鳴っていた事になっています。

幕間4(エピソード7エピローグ)→「三日目夜」の食事風景、ウインストンの呟きには少しだけ
                    「孤独のグルメ」における井之頭五郎的な呟きを意識しました。
                    ちなみに原作漫画の方はわたくし未読でして、この場合
                    松重豊主演のドラマ版意識です。
                    もう一個ちなみになんですが、わたくしカツ丼は基本ダメなんですよ
                    肉の脂身が塊だと喉が拒否反応示しちゃうんで(何度も克服を試みましたが)
                    自分の食ったことない物を上手そうに書くってのをチャレンジしましたw
                    (2014年3月12日追記)


番外2→特になし

エピソード8→特になし

エピソード9→特になし
         ルナはブートレッグ(海賊版)の音楽という物には価値さえ認められれば寛容なのだと判りますね。

番外編3→第一幕冒頭、荒野に倒れた男と、それに水を与えた女、目を覚ました男は女に「君は天使か」と問い
      女は冷めた感じで「悪魔」と応える
      というのは、大野安之さんの80年代の傑作「That's イズミコ!」という漫画の…確か第二巻収録の
      お話の冒頭ほぼそのままです。
      このやりとりが好きで好きで、いつか自分の話でもやりたいと思っておりました。
      基本Sorenante JoJo?を企画から書き始めた頃、キャラの幅やある程度何があったかを考えていて
      それが本編で使えそうならエピソード7に反映しましたが、番外3の2エピソードは特に事件にはならない
      ものでしたので、書かずに置いたのですが(エピソード7第十幕に於いて、ジョーンがWWII後リーゼの元で
        女中として働いた、という断片は置いておきましたが)
      どうしても冒頭のやりとりから、リーゼ=マイトナーとの交流という物も書きたくなって遂にやってしまった
      と言う感じです。
      ちなみに第一幕の19世紀編のほうは話の筋も少しだけ元ネタに似ています。
      世界観が違うので細かく起った出来事などは勿論違いますが。

エピソード10



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