先ず、「ジョジョの奇妙な冒険」に於いては戦い戦い少し息をついたらまた戦い
というスタイルです、特に1〜6部は週刊連載と言う事もあり、あまりノロノロとした
日常のやりとりという物はありません。
四部で多少そう言う物が多めと言うところでしょうか

Sorenante JoJo?では、わたしが元々日常系と言いますか山も落ちもなだらかな物を
昔から書いていたことと、キャラクターの日常やちょっとしたやりとりという物を
いつも考えて居る物ですから、そう言った成分が多めになっております。
なので、テンポ良く、そして緩急の「急」が勾配のきついジェットコースターのような
ジョジョ本編のような話運びになっておりません、もの凄くダラダラした世界です。

さて、

先に触れたように、わたしはノベライズ読んでおりません。
理由は、考慮しなくてはならないことが無制限に増えてゆくからです。
(恐らく、これからも半公式なノベライズは増えてゆくことでしょう)

ですので、こちらの世界は原作のみを参考にその後なりを組み立てております。

詰まり、ここの現実は「ジョジョの奇妙な冒険」本編の出来事は全てあったことになっている世界です。
・この世界ではタルカスもブラフォードも実在の人物です。
・ロンドンが舞台ですので、オウガ・ストリートも(かつてそう呼ばれていた、と言う扱いかも知れませんが)実在します。
・スピードワゴン財団があり、世界中に展開し、研究調査機関をメインに活動しております。
・ジョセフ=ジョースターはニューヨークの不動産王です。
・ジョジョ本編での定義で承太郎とスタープラチナ最強とある訳ですから、こちらでも当然そう言う扱いです。
 「時を止める能力」を至高としてあるわけです。
・三部の出来事は、スピードワゴン財団などの力で情報としては抑えられていますが、
 「スタンド使いの間では」とても有名な事件という扱いです。
・四部の出来事は、ローカルな物として知っている人はかなりの情報通です。
・五部の出来事を知っている人は、基本的に「その筋の人」です。
 吹聴して回る事は身の危険を呼び込むかも知れません。
・舞台が2007年を起点としておりますので、六部の出来事はまだ起きていません。


少し自分の考えを入れまして

・ジョセフジョースターは自叙伝なり、誰かが書いたなりの伝記が数冊出版されています、
 彼は一般の人にもそれなりにハイソサイエティに明るい人には知られた人物です。
・スピードワゴン財団はごく普通の教育・研究機関でもあり、別に怪しい組織ではありません
 ただ、そういう部署もあるわけです。
・サンタナは復活不可能レベルでありつつ、ひょっとしたら欠片の一部くらいは残してあって
 調査研究を続行しているのかも知れません。
・つまり、石仮面やそれにまつわる研究も引き続き行われております。
 これは、ジョナサン=ジョースターの研究論文を達成する、というREOスピードワゴンの意思でもあります。
・波紋は2007年現在でも存在します。
・肉体鍛錬や医療を旨としたチベット派波紋と、武道としてのローマ派があります。
・ローマ派は、恐らくアレクサンダー大王の時代にチベット方面から伝わり、
 闇の生物対抗技能として独自に発展しましたが、両者の交流もあります。
・第二部のメッシーナは、その後ローマ派を継ぎ、拠点であるヴェネツィア、エア・サプレーナ島に居ます。


読み進めてゆくと出てくる解釈なのですが
・原作第二部、メキシコでのシュトロハイム隊は「全滅」扱いですが、
 どう考えても門番のタコス二人組は死んでいるとは思えないので彼らは生きている事にしています。
・スタンド使いを生み出す「矢」の存在は数万年前のグリーンランドに落下し、発見された隕石→遺物として
 矢に加工されエジプトから発掘されている
 と言うことから、有史以前から密かにスタンド使いは居たことになっています。
 当時は元素すらよく判らない時代ですので、神懸かり技を持つ者として「憑神」「憑神持ち」と言われています。
 「スタンド」という呼び名はあくまで1980年代の復活したDIOが考え出した概念ですから、かつては
 それ以外の呼び名があったはずと言う事で考えました。

なるべく原作で描かれた物は崩さず2007年という時代に向けた解釈で構成されております。
一部の波紋と二部の波紋は「基礎を同じくした別の物」としたのは、
二部には波紋の使い分けが「くっつく・弾く」のみで一部のような多様さが無い事から
威力に特化した「武道波紋」と言うことにしました。
チベットが源流であるのに、拠点がローマ(ヴェネツィア)というところからも分派と言いますか
独立した流派と言う事にしました。


こんなところでしょうか、
以上のように、原作から多少自分の解釈を入れてSorenante JoJo?の世界は作られております。
特に波紋については「チベット派」「ローマ派」はちょくちょく出てきますので「そう言う解釈なんだな」
と思って頂ければ幸いです。


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